私はこうして合格しました。
         〜 3か月前から始めた試験勉強についてお教えします 〜

                            旅客・乗用 合格  胸組 誠悟 様
1か月目―マンガを読む感覚で、法律用語に慣れる

 運行管理者試験は、法律用語がたくさん出てきます。ところが、その法律用語が難しく、何が書かれているのかなかなか理解できませんでした。
 そこで、最初の1か月間は、『運行管理者試験のポイント』や『運行管理者試験関係法令・通知集』をペラペラ開いて文字を眺めてみることにしました。つまり、マンガを読むような軽い気持ちで、本をめくり、言葉そのものに慣れようとしたのです。
 不思議なもので、そうしているうちに、だんだんと本に書かれていることがわかるようになってきました。最初から、書いてあることをすべて理解しながら読もうと思っても、なかなかうまくいきません。最初の勉強方法は、法律用語に慣れることを第一に考えたほうがいいと思います。
2か月目
  ―法律用語に慣れてきたら、重要度を3つのランクに分けて勉強する


『運行管理者試験のポイント』の「合格キーワード」を何度も読む

 1か月目でだいぶ法律用語に慣れてきたので、2か月目は、『運行管理者試験のポイント』に載っている過去問題を、これまでの資格別の出題傾向から重要度を3つのランクに分けてみました。

過去問題を3つにランキング

 重要度T
 「乗用」・「乗合」・「貸切」・「貨物」全ての資格に共通して出題されている項目
   例えば「道路運送法第1条」「道路運送車両法第11条・第13条
 重要度U
 頻出されている項目
   例えば「旅客自動車運送事業運輸規則第24条・第25条」
 「乗用」で出題された項目全て
 
 そして、重要度T・Uの「合格キーワード」を何度も読んで覚えました。その上で、過去問を解いてみます。間違えた問題については、「合格キーワード」を読み直してポイントを覚えて、再度挑戦です。これをくりかえすことで、重要度T・Uの問題についてはかなり自信をもつことができました。
 重要度T・Uが理解できるようになった後で、今度はBの「乗用」で出題された項目全てをこなしてみました。すると、重要度T・Uの問題を何度もチャレンジして覚えた後でしたので、あまり時間をかけることなく覚えることができました。
3か月目
  ―すべての過去問題にチャレンジ。計算式や交通標識を覚える


 3か月目は、上でランク分けした以外の過去問に繰り返しチャレンジして、自分の不得意な項目をなくすようにしました。すでに重要なポイントは頭に入っている状態でしたので、それほどたいへんなことはありませんでした。
 また、「第6編 実務上の知識」の計算問題を解くとともに、道路標識を覚えたのも3か月目です。

以上のように、『運行管理者試験のポイント』をテキストとしながら、ポイントを絞った勉強方法で勉強したことで、無事合格することができました。